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夏休みの思い出

2024年09月02日

体の弱かった母が東京の暑さが可哀そうだと言う 母を溺愛する父を残し、毎年夏休みが始まると、母の実家がある宮城県の気仙沼に1か月ほど滞在していました。13人のいとこたちが、ほぼ全員集まりす。長い廊下をいとこたちと一列に並び、「よ~いドン」で雑巾がけをしたり、縁側で一列に並んでスイカを食べて 種飛ばしをしたり、ミミズを掘り返して 池の鯉に差し入れをしたり、海に連れて行ってもらったり、お墓参り、お祭り、花火大会…。と沢山の思い出があります。お盆が過ぎて、東京に帰る日が近づいてくると祖父がソワソワしだします。母のお母さんは 母が5歳の時に亡くなっているのですが、この祖母に母がそっくりなのです。そんなこともあるのでしょう、祖父は母を孫の私が見てもわかる位、  可愛がっていました。帰る当日、祖父がさめざめと涙を流しながら 縁側で私たちを見送ってくれます。センチメンタルな気分のまま 東京で満面の笑顔で迎えてくれる父のもとに帰り、私の夏休みは終わるのでした。

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