お知らせ
父と娘とお弁当
2022年06月27日
4月から長女が中学生になりました。
小学校までは給食があったけれど、中学からはお弁当。
長女にお弁当を作るのは久しぶりです。
保育園時代は月に1回ほど遠足があり、その度にお弁当は作っていたけれど、毎日なんて出来るのだろうか・・・・。不安しかない状態で新年度をスタートしました。
ベテラン主婦からは笑われそうですが、今は4:30に起きてお弁当を作っています。
3ケ月が経った今でもドタバタですが、最近やっと、常備しておくと便利な野菜や、わずかな下ごしらえだけで、驚くほど短時間で1品作れる方法など、少しずつ覚えてきました。
妻から見ると苦行にしか見えないようで、「もう毎日『浜弁』にしたら?」と、弁当注文サービスをすすめられます。弁当注文サービスは大変便利で、当日の朝7:30まで注文を受け付けてくれます。毎朝のドタバタの中、今までに何度か「今朝はギブアップして、注文弁当にしてしまおうか」と考えたこともありましたが、まだ当日注文は利用していません。あまり無理し過ぎないようにとも考えているので、そのうちに利用するかもしれませんが。
手作りにこだわる理由と言えば、娘とのコミュニケーションが目的かもしれません。
長女は無口な方で、学校での出来事などを積極的に話すタイプではありません。
小学生の頃は「今日はどうだった?」と聞くこともありましたが、中学生となった今は、あまり聞きすぎると嫌われるような気もして、たまに「部活どう?」と聞く程度にしています。
そんな彼女と、弁当のやり取りを通して接点を持っておきたいのだと思います。
会話としては、父:「はいお弁当」娘:「うん。ありがとう」だけなんですけどね。
しかし、仕事中にふと「今頃お弁当かな」と思ったりする時間は、家族を思い出す良い時間です。弁当の出来栄えが特に悪い日は「大丈夫かな」と心配になったりもするのですが。
数か月やって気付いたことは、「弁当作りはマラソンのようなもの。長く続けるためには、頑張り過ぎないことが大切」ということです。出来栄えにこだわり過ぎず、「今日はこれでいいか」「こんな弁当もありでしょ」と、自分を許すことにしようと思っています。
それにしても、美味しくない弁当の被害を受けるのは娘であるわけで…。「娘よ。ごめんね。」
緑ブランチ 中久喜主基
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