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健康が野球人生絆増す

2020年01月28日

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 我が野球チーム秦野遊球クラブは、平成27年度全国古希野球大会に神奈川県代表として、大阪府の開催に出場しました。宿泊は1回戦だけは勝とうと23日にしました。開会式は全国代表64チームの1000人以上の賑わいに圧倒され緊張しました。終了後に「オーィ人見!!」と呼ぶ声に後ろを向くと、何と、高校野球部の一級先輩の和田さんでした。岡山代表で何回も出場しているそうで、神奈川代表の名簿を見て探してくれたとの事でした。55年ぶりの再会に、懐かしい話や近況話で旧交を温めたものの、あっという間の出来事で「決勝であおうね」と笑って握手しました。試合は1回戦大勝、2回戦も逆転で勝ち進み、3泊目は同宿の負けチームの部屋が取れ、翌日の4試合も勝って、とうとう午後の準決勝を迎えました。誰の目にも生き生きとして絶好調にみえました。しかしこれに勝つと泊る所がないという。会場がその都度遠くて移動が大変で探す時間がない。そのうち相手が決まり、何と前年度の優勝チームだと分かったのです。皆張り切ってはいても、勝ったら明日の心配も重なり、昼食もそこそこに試合に臨みました。好調さはまだ続き、普段は捕れそうもない球が捕れたり、打てそうもない球が打てたり、皆想像以上の活躍に、ベンチも盛り上がり、リラックスした私も4安打と大満足でした。しかし相手は強豪チームで、接戦の末に負けてしまいました。仲間の顔はここまで来られた喜びに、清々とした様子でした。年金生活者のチームにとって、全国大会に勝ち進むと費用が大変で、負けてホッとする複雑な気持ちになり、妻の心配顔が笑顔になった感じもしました。後日大会の報告で、和田さんチームも準々決勝で負けた事。我々のチームに勝ったチームが準優勝した事が分かり、来年も出場しようと皆で誓い合いました。それからは仲間との絆が増し、練習も一層身に入り、元気で楽しい野球を目指しています。毎日が健康で充実して過ごせるのも、キャリーでの仕事のお陰と感謝し、迷惑をかけぬ様にと脳トレに励んでいます。

西湘ブランチ 人見 輝昭

 

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